エスカレーション

Escalation
2014年3月13日 Juan Cristobal Nagel

El Nacional紙の今日の一面は昨日の出来事をドラマチックに描写している。昨日バレンシアで3人が射殺され*1、多くの人が負傷し、戦闘*2はカラカスにあるベネズエラ中央大学(Universidad Central de Venezuela)のキャンパスでも起こった。UCVの植物園さえも被害にあったという報告がある。

これに多くの分析は適さない。ベネズエラは急速に戦争地帯になりつつあり、戦闘に対してなすべきことは、何が起きたのかを語ることだ。評価する時は後でやってくる。

故郷に住む全ての人に私が言えるのは、これが戦争だということだ。私たちと同じ国の人の命であっても、貴重な文化遺産の一部でも*3、この対立の拡大がなんとか収まらない限りは、被害者は増え続けるだろう。

これが私たちの新しい普通の状態なのだ。そしてこれはひたすら悪化していくだけかもしれない。現在私たちが目にしている無秩序にしても、あの頃は良かったと振り返ることになる可能性すらあるのだ。


訳注*1 被害者の22歳の大学生はバイクに乗った人に撃たれたという証言はあるが、彼がデモに参加していたかは不明。別の被害者は42歳の男性で、家の前のペンキ塗りをしていたところを撃たれて死亡。もう一人の被害者は国家警備隊の隊長で、銃撃戦の中で死亡した模様。

訳注*2 3月12日、カラカス市内のベジョモンテからベネズエラ中央大学キャンパスに向って大規模な学生デモが行われた。
その一部の様子がYoutubeのビデオで、最初は平和的なデモだったのが、ある一瞬から戦闘に急変する様子が見られる。Paz en calle y batalla en universidad (UCV) 12M
写真はここで見られる。

訳注*3 上記の植物園などUCVの一帯はカラカス大学都市として2000年に世界遺産に登録されている。

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