ジャーナリストたちの闘い

The ongoing war on journalists
2014年2月24日 Gustavo Hernandez Acevedo

警告:ベネズエラで報道活動する者に告ぐ。身を滅ぼす危険あり。

一連のクライシスでは、ベネズエラ政府が国内及び海外メディア双方に対し、強力な抑圧を行っている。このことはこれまでも随分と言われてきた。しかし、まだまだ伝えられていないことがある。それは、現地にいる多くのジャーナリストが、ここ数日の間(2014年2月24日当時)で直接的な攻撃対象になっているということだ。

ベネズエラ全国報道人組合(SNTP)[1]が日曜(2014年2月23日)に発表したリストによれば、少なくとも62名の報道陣(カメラ操作者、報道カメラマン、制作チームなど)が虐待ないし嫌がらせ(あるいはどちらとも)の犠牲者になっている。彼らを攻撃しているのは、警察権力、国家警備隊、不正規の武装グループやプロテストの参加者だ。

[1] SNTP : Sindicato Nacional de Trabajadores de la Prensa

被害を受けたジャーナリストら62名のリスト。項目は左から「名前」、「職種」、「所属」、「日付」と並び、それから被害内容が続く。—「拘束」、「脅迫・嫌がらせ」、「殴打・傷害」、「強奪」、「発砲」、「攻撃行為者」

犠牲者の多くは、ベネズエラの新しい報道機関に勤めている者たちだが、こうした出来事に巻き込まれた海外特派員もかなりの数に上る。フランスプレス(AFP通信)ドイチェヴェレCNNエスパニョール、それからコロンビアのカラコル、ブラジルのTVチャンネルSBTなどから被害の声が上がっている。これらの海外メディアの中には、状況を直に取材しようとするメディアが含まれている。海外メディアに対する抑圧が高まっているようだ。

ジャーナリストに対する暴力行為とは、一体どのようなものだろうか。
報道カメラマン、ガブリエル・オソリオがプロダビンチに寄せた身の毛のよだつ体験談を紹介しよう。

彼らは私を囲んだ。マスクをしていない者たちは、アクリルガラス製のバイザーがついたヘルメットをしていた。少なくともその内の二人が銃を手にしていた。彼らは私を壁に押し付けると、カメラを出せといい、力づくで奪おうとした。私がカメラを差し出すのを拒むと、彼らは私を「連れて行く」と言って脅迫した。この時だった。誰かが命令を下すと、何人かが私の腕をつかんでどこか別のところへ連れて行こうとした。私は、再度壁に押し付けられた。報道機関で働いているんだ、と私は繰り返した。仕事道具であるカメラを手放すことはできない、と言った。カメラも、ガスマスクも渡さなかった。私には分かっていた。もしカメラを渡せば、私はものの数秒で、見ることも息をすることもできなくなるだろうと。彼らはもう一度私を押し付け、動けないようにした。この時、その内の一人が銃で私の頭を殴り、私は地面へと崩れ落ちた。私が立ち上がろうとすると、再び頭を強く殴られた。最後のパンチは鈍い音を立てた。容赦なかった。

とんでもないことが起きている。

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