コマンダンテ、お誕生日おめでとう

先日、ベネズエラでは、前大統領ウゴ・チャベスの(生きていれば)60歳の誕生日が、国を挙げて盛大に祝われていた。ご存知の通りチャベスは、もうすでに亡くなっている。

死者に対して、ハッピーバースデーの歌を歌ったり、誕生日ケーキを用意したりする文化がベネズエラにあるわけでもない。むしろ、多くのベネズエラ人には極めて異様なイベントに映ったようだ。

ここ数日はツイッター上では#ChavezPartyNightClubというハッシュタグで、反対派が政府のチャベスの誕生日イベントを批判、揶揄するツイートで溢れている。

ここ数日、石油経済関係の話題や、元軍情報部長官でベネズラ最大の麻薬カルテルのボス、FARCの協力者として米麻薬取締局を始め国際的に指名手配されていたウゴ・カルバハルのアルバでの拘束、その解放など、何かと政府には都合の悪いニュースが目白押しだった。

もちろん、政府系メディアはこれらを伝えない。
とはいえ、このタイミングで、これほど盛大に、ただチャベス派の人間の気分を盛り上げるためだけのイベントがメディア上で行われるのを見ると、政府が隠そうとしているのは何か?と勘ぐらずにおれない。


死人のための誕生日会

A birthday soiree for a corpse
2014年7月28日 Juan Cristobal Nagel

祝われる人が死んでいる場合、ちょうどいい誕生日プレゼントって何だろう?

なぜ、何十発もの花火が上がり、誕生日ケーキが用意され、音楽の生演奏や、国営放送での中継や、バラエティ番組で取り上げられたりしているのか。恥も外聞もかなぐり捨てて。

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