ニュースにはならないけれど

べにこ

このところ、何か心がもやもやして仕事を理由に投稿を怠けていたのだが、「われはブロガー」を読んではっと気がついた。そうだったのだ。
ベネズエラ国内各地で国の将来を案じ苦悩し生きている人達、国を去り世界中に散らばっているベネズエラ人、この国と何らかの関係がある人達が、今同じ思いでいるのだと。

私もこの地に住むものとして、今起きていることを何とか日本にも知ってもらいたい一心でこのブログに書いてきた。もちろん、個人的なことを書くわけにはいかないから、思ってることの半分も本音は吐けない。

先日、友人宅に真夜中5人組の強盗が押し入った。ピストルを首に突きつけられ、現金、宝石、金目のもの、車、一切を持っていかれた。恐ろしさのあまり、家族全員が知り合いの家に避難しており、まだ戻って来れずにいること。

また、知ってる人の親戚は、乗っていたバイクを奪うためにピストルで一人息子を殺され、その母親は悲しみのあまり自殺しようとしたこと。

こんな事件が身近に起きても、日常茶飯事になって、もうニュースにはならない。

@MarcoDDA オランダではドラッグが合法だけど、ベネズエラでは食料を買うのにもこれが必要

@MarcoDDA オランダではドラッグが合法だけど、ベネズエラでは食料を買うのにもこれが必要

そして今、政府は必要食料品不足を緩和する作戦として、月に一人当たりいくらという配給制をしき、スーパーで指紋取り機械にかけるというので、市民のすごい反感をかっている。
犯罪者でもないのに、買い物するたびに指紋をとられるなど絶対に拒否する!」とあちこちで怒りの反対の声が上がってるが、結局これも強引に導入され文句も言えず黙って受け入れなければならないのだろうか。

しかし見たこと聞いたこと感じたことを時折りブログに書いたからといって、一体何が変わるのか。
単なる自己満足じゃないか。
長年溜った鬱憤を吐き出せる場所を見つけだけじゃないのか。
おまけに読んでくれるのは何人ぐらいだろうか。せいぜい二桁ぐらいだろう。
だれがこんな気の滅入るような話ばかり読みたいもんか。この世には楽しくて素晴らしいことが一杯あるのだから。
この八方塞がれの危機感、憔悴感、諦めに近い絶望感で過ごす虚しい日々。さっさと逃げ出した方が勝ちなのかもしれない。

2月に火がついた反政府運動も、どんなにもがいてもわめいても月日が過ぎていくうちに、結局は権力に押さえこまれて政府の思うままになっていくのではないか、という虚しい空気が国全体を覆い始めている。

今、正しいと思うことを貫く姿勢を保つには、非常な意思と強い精神が求められる。
しかし、このナイジェリア人女性の言うように「参加することで私たちはより人間らしくあることができる」のなら、また私も書こうと思う。

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