ベネズエラから新聞が消えていく

ニュースとオピニオンを読みたい?オンラインでどうぞ

Looking for news and opinion? Get online
Gustavo Hernandez Acevedo 2014年9月10日

ベネズエラの現状を伝えるニュース系ポータルPRODAVINCI。ベネズエラのメディアでは異色の硬派な内容。ただしプロパブリカなどとは違い、常に資金不足に悩まされている。私も一度記事を投稿させてもらいました。(翻訳者)

ベネズエラで何が起きているか知りたいって?結構難しいよ。

政府メディアの報道番組はただのプロパガンダだし、民間メディアもニュースを報道するにはするけれど、インフレの話や人が興味を持ちそうな話ばかりだ。新聞はこの虚しさを埋めようと頑張っているものの、その多くが正体不明の人々に買収されるか、絶えまない新聞用紙不足に悩まされている。今日もまさに、ベネズエラで最も古い新聞のバルキシメトのエル・インプルソ紙(El Impulso)が新聞用紙が尽きてしまい発行を中止することが分かったばかりだ。

他には何かあるの?はい、オンラインですね。

ウォールストリートジャーナルのエゼキエル・ミナヤはこの記事で、ここ数ヶ月でニュースやオピニオンを扱うポータルサイトが急増していることについて書いている。情報の覇者*の猛攻撃のせいで、多くのジャーナリストがベネズエラで現在起きていることを伝え、人々に自分の意見を表明するためにオンラインで書くことを強いられている。
このブログもそのムーブメントの一部分を担っている。

国はこのことが知っている。
だからアクセスを妨害し、これらのウェブ空間を管理しようとさえする方向に向かっている。Arleth In Vitanzaによる最近のリポートでは、どのようにしてこの情報の覇者がウェブ上のコンテンツをブロックしようとしているかが説明されている。それは、ウェブを使って意見を広めようとする人々に対して圧力をかけるために、時に法的処置もいとわず、現実世界における逮捕者まで出している。
それに加えて・・・ベネズエラのインターネット速度は南米で最も遅いという課題もあるのだ。

 


訳注*
情報の覇者(communicational hegemony)とは、ブログCaracas Chroniclesでメディアの問題を扱う際に一つのテーマとして頻繁に出てくる用語で、政府系メディアのことである。現在ベネズエラでは反対派がメディアを通じて大衆にアクセスすることは非常に難しく、チャベス派によってメディアの大部分がコントロールされている。
詳しくは「表現の自由がベネズエラにあると?

またベネズエラでは主要な新聞が次々と正体不明の経営者に売却される事態が続いている。今年の7月にはEl Universalも正体不明の経営者に売却され、経営者は政府関係者ではないかと噂されている。ちなみにEl Universalの編集長にはエル・システマのマエストロとして知られるホセ・アントニオ・アブレウの弟、ヘスス・アブレウ・アンセルミが就任し、編集方針に変更はないと表明していたが、すでに検閲が行われていることが報告されている

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