美しく無駄な公共事業

A beautiful boondoggle
2014年11月28日 Juan Cristobal Nagel

みんな音楽が大好きだ。みんな美しい建築が大好きだ。そして、時として噴出する批判にも関わらず、みんなエルシステマは、総合的には、良いものだと考えている

みんな音楽や美しい建築やエルシステマが好きだ。だけど、さすがに100万ドル(約1億円)もするフランク・ゲーリーがデザインした最新のホール、またの名をドゥダメル記念館をバルキシメトに建設するのに賛同するほど好きなわけではない。前回エルシステマが建設した劇場は、納税者に350億円の負担を強いたが、今回のは、まだいくらかかるのか検討もつかない。

一体、地球上のどこでなら、これが筋の通っていることになるのか?国は経済破綻しているのに、私たちはただ、国がこんなものを建設するために借金を抱えるのを、ただ黙って同意しなければならないというのか?

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インフラはボロボロで、ベネズエラの医療制度はぞっとするような状態にあり、さらに我が国は借金まみれだ。あぁ、それにゲーリー氏なら確実に請求するだろう額のほんの一部の金額で、問題なくそこそこ満足できる劇場を建てることができる建築家ならたくさんいる。

誤解しないでほしい。もしその劇場が完成すれば、それは荘厳なものとなるだろうと思う。それはバルキシメトの住民の誇りとなるだろうことを確信している。そして、その完成は世界中に大々的に報道されるだろう。だが、単純に、その建造にともなって起きるであろう汚職や、その汚職のせいで公表された額の倍に膨らむであろう実際の費用などに支払う金など、この国にはもはやない。みんなクラシック音楽が好きだが、贔屓にしているといえども限度がある。

エルシステマの創設者がこの合意を自慢して回っている事実こそが、現に、彼がどれほど無感覚な人間であるかを示している。

(こんな風にわめいて申し訳ない。私はエルシステマに対して何の反発もない。が、このAPのジョシュア・グッドマンの記事で引用されているような無批判な支援者には与しない。これは私のせいではなく、私たちを激怒させるようなとんでもないネタを提供してきた奴らのせいなのだ)。

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