そして、彼らがツイッターを攻撃したとき、私のためにツイートする者は誰一人残っていなかった(追記あり)

Then they came for Twitter, and there was no one left to tweet for me…
2015年3月27日 Francisco Toro

Luisa_ortega_fiscal-general
火曜日(3月24日)、一人の子供が、ペタレあるいはチャカオで(場所はどのバージョンの話を聞いたかによる)見知らぬ人間に攫われたという噂があり、これがカラカス中に一気に広まった。すぐに、ただ単にしょっちゅう結集させらている純粋に自然と組織化されたベネズエラ市民社会の一部の人々、例のモトリサードス*が、抗議運動を始めた。彼らはイーストサイドハイウェイを封鎖し、交通の大混乱を引き起こして、犯人を捕まえるためにすばやい行動を起こすよう警察に要求した。

*訳注)バイクに乗ったギャングのような集団。政府と関係が深く、民兵的な役割も担う。ただし、政府と完全に連携しているわけではない。

そして昨日(26日)、検事総長ルイサ・オルテガはこの騒動について、次のような最初のコメントをした。この事件は子供の母親が全てでっち上げたもので、父親は子供の居所をずっと知っていた。したがって全ては何もなかった事に対する抗議だったのだ、と。私たちが知る限りでは純粋に子供のことを心配していた母親は、今となっては犯罪の嫌疑をかけられているようだ。

しかし、憂慮すべきはその次のコメントだ。オルテガは、このような事が将来また起きるのを防ぐために、「ソーシャルメディアは規制されなければならない」と言うのだ。

あの火曜日の子供誘拐のパニックの背後には何があったのだろう?もしベネズエラにまともな独立メディアがあったなら、その背景を知ることができたかもしれない。しかし、ベネズエラにはそのようなメディアはないので、人々はTwitterに向かう。そこで政府がまず思いつくのは、いつもと同じこと、つまり抑圧し、検閲し、管理することだ。

この子供誘拐事件は政府に願ってもないピンチを提供し、彼らは忌々しくもこれをチャンスと捉えてベストを尽くすこと間違いない。


追記

4月1日の日本経済新聞(サイト)に英Financial Timesの翻訳記事で、ベネズエラでのネット上での物々交換などについて紹介する記事がありました。昨今ベネズエラではどのようなネット上での取引サービスが誕生し、日常生活の中で活用されているのかが紹介されています。よくまとまっている記事なのでおすすめです。

[FT]ベネズエラ、政策失敗でネット取引が成長:日本経済新聞

「カラカスクロニクル」は、長らく痛烈な論評を英語で掲載してきた。同国のインキュベーター兼クラウドファンディングを通じて出資を募るニュース配信サイト「エフェクトコクヨ(蛍の効果)」も登場した。このサイトは調査ジャーナリストのルス・メリー・レイエス氏が運営しており、約4万人がフォローする人気の高いウェブサイトだ。

ちなみに、その中で、当ブログの親ブログであるCaracas Chroniclesやブログとつながりの深いラウラ・ウェファーがCEOのEfect Cocuyoも少し紹介されています。

(Updated: 2015年4月1日)

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