人々は情報の非対称性にNoを突きつけた

情報革命

The information Revolution
Juan Cristobal Nagel 2015年12月8日

Teoría-de-la-Información-3

ここ数日でベネズエラについてたくさんの興味深い記事が出ているが、ブログでも中でも特に良い記事を紹介しようと思う。

私は特に気に入ったのは、中でもこの選挙に対するハビエル・コラレスの記事だ。彼は、この選挙を情報の非対称性に対する抵抗だと見ている。

コラレスによれば、独裁政治とは情報の非対称を生み出すものである。すなわち、一部の人が監視の目を逃れる一方で、他の人たちは過度な監視にさらされるというも仕組みのことだ。この情報の非対称によって政府は人々から支持され続ける。そしてこれは、本来なら支持が離れなければおかしい状況でもなお続く。

マドゥロはこの不均衡をかつてないほど極端なレベルまで広げた。現在ベネズエラで起きていることは、これに対する反発なのだ。

野党にこれほど多くの人が投票したこと(ちなみに過去16年間の議会選挙で最も高い投票率であった)で、ベネズエラ国民は国の非対称な監査制度のバランスを取り戻そうとし始めている。チャベス派が権力の座に就いて以来初めて、人々はこれから権力を握る人たちに対して、大臣が公正に務めを果たしているか確かめ、予算が決まったルールに従って使わているか確かめ、大統領が法律を遵守しているか確かめ、法律がただ一人の人間やその仲間の願いを叶えるためのものになっていないか確かめるよう求めている。

私たちが目の当たりにしているのは情報の非対称性に対する蜂起なのだ。民主主義の美しさは単に有権者が望むことについてだけでなく国が行っていることに関する「情報を生み出す」ことができる点にあるというアマルティア・センの金言を、国民は心に刻んでいる。従来チャベス派の砦であった場所(例えばバリナスやファルコン、モナガス、トゥルヒージョなど)でも野党が勝利していることは、この運動がどれほど広く行き渡っているかを示している。

いろいろと示唆に富む記事なので、一読の価値あり。(ついでに、コラレスはこの記事でカラカスクロニクルのライターのアナベラにも言及してるよ。)

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