ベネズエラ人の物語

Your Stories 
2016年6月7日 The Caracas Chronicles Team
からの抄訳

ベネズエラについて私たちが語れることは限られています。だから、今日は読者のみなさんから集めた声を紹介します。読者のみなさんが語ってくれた現実世界の話です。これを読んでショッキングだとか、悲劇的だとか、印象的だと感じる人もいるでしょう。私たちは、ただこれこそが現実だと感じました。

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私は救急隊員で救急車に乗って働いています。私は患者を病院から病院へ運ばなければなりません。あらゆる病院に行きました。私立の病院も、公立の病院も。公立病院の状況は想像を絶するひどさです。停電のせいで外科医は自分たちの携帯電話の光を使って手術をしなければなりません。最近では、私は妊婦患者を5つの異なる病院に運ばなければなりませんでした。というのも、どの病院でも保育器がないか、すべて故障していたからです。政府は病院に資金を出さないので、ほとんどの病院では、患者に医療用品を持参するよう頼まなければなりません。多くの病院では、職員に対して期限内に給料を払っていません(ドミンゴ・ルシアニ病院で働く友人は給料を3ヶ月遅れで貰っていました)。最近、14歳の子どもが亡くなりました。政府が家族が薬を輸入することを認めなかったせいで(外貨交換が管理されているせいです)家族は鎮痙剤を見つけ出すことができなかったからです。だから、あなたがメディアは買収されているとか偏向していると考えていて、メディアの言うことを信じたくないというなら、私の言うことを信じてください。私はそこで働いていて、現実はメディアが報じるよりはるかにひどいから。
−ホセ

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フランシスコ、フアン、どうもありがとう。私は高校の教師です。そして私は生徒にあなたたちの記事を読ませています。ベネズエラについては、私はカラカスクロニクルを週に一回読ませ、他にはガーディアンやニューヨークタイムズの記事なども読ませています。ニューヨークタイムズのこの記事Traveling Through Venezuela, a Country Teetering on the Brink The New York Times は、本当に胸に刺さりました。今まで一度も、夢にさえ、自分の周りにいる人々がこれほど貧しくてこれほどまでに心配な状況にあるなんて想像もしませんでした。今、バレンシアでは、シャワーを浴びるために雨水を集めています。つまり、至るところ蚊だらけ、ということです。私もついに「蚊帳」を買いに行きました。蚊帳なんて子どもの頃以来ずっと使っていなかったのに。そしてルイス・ビセンテ・レオンが言うように、「私たちはこの状況に慣れつつある」。このことが私は恐ろしいのです。
−マリア

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僕は25歳で、歯学部を卒業したところです。僕の通常の月収は約3万ボリバル*です。この危機的状況で患者はあまり多くありません。患者が来なければ僕はオフィスで1日中何もすることがないんです。僕は母と妹と暮らしています。全員が働いていますが、家計を維持するにはお金が足りません。僕たちの食べる量は減っていて、時々食事を抜いています。2015年8月に僕の体重は83kgありましたが、今は72kgです。僕は背が高いのですが、サイズが34のズボンがゆるくなっています。患者さんに歯科衛生の処置のためにどこでも見つからないような薬を処方しなければならないとき、恥ずかしくて、無力さを感じます。今日の深夜0時には停電があるようで、ここジャノ地方では暑さの中眠ることになるでしょう。これが依然として変わることのないこの国の姿です。
-オクタビオ
訳注* 3万ボリバルは闇市では約30ドル、ただし購買力平価で考えると150〜200ドル。

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