毎日新聞のベネズエラ特集

ここ数週間、毎日新聞でベネズエラ特集が組まれています。
今回、朴鐘珠記者の現地取材にカラカスクロニクルが全面的に協力しました。(私自身も、ごくわずかではありますが協力しました。)

記事では、それぞれが幅広いテーマを扱いながらも、ベネズエラでも特に問題視されている重要なテーマや話題がピンポイントで取り上げられています。写真や動画も豊富で、ベネズエラの現状について知るとっかかりとしては最適な記事ばかりですので、ぜひ読んでみてください。

 

混迷ベネズエラ/上 反政府記事ボツに 政権、新聞に圧力 紙供給絶たれ20紙廃刊

インターネット上のニュースサイトに転職したロペス記者は「ネットの方が検閲が緩い分、自由に書ける」という。だが政府は既に、複数の著名なニュースサイトを国内では閲覧できないよう、接続を遮断する妨害措置を講じている。

 

混迷ベネズエラ/中 国民の主食、消失 自給率低下、コメ・小麦高騰

月6万5000ボリバル(956円)の最低給与で暮らす40代の男性公務員の声は切実だ。パン屋でパンを注文したら、品切れで頭を抱える店員に「正気か」とあしらわれたという。「一切れのパンさえ手に入らない国で、どんな希望を持てというのだ」。連日続く反政府デモに、この男性も時間の許す限り参加しているという。

混迷ベネズエラ/下 「見せしめ逮捕」横行 政権、力で不満抑え

夫で陸軍軍人のハイロンさん(38)は今年1月、クーデターを画策した容疑で同僚5人と共に逮捕された。上官が証拠として示したのは1枚の写真。休日に半ズボン姿の夫が喫茶店に入ろうとしているところを隠し撮りしたものだ。写真には「この後、店内で6人による密談があった」と説明書きがあった。

 だが、ロサさんは首を振る。「でっちあげです。その日、店で夫と待ち合わせしていたのは私だからです」

患者苦しめる「悪政」 財政切迫、医療費削減

ベネズエラで4月1日に反政府デモが始まって以来、近隣諸国や米国は犠牲者数が増えていることを取り上げ、マドゥロ政権が善良な市民を弾圧していると非難する。だが、治安部隊と衝突するのはデモ隊の中でもごくわずかな過激派だ。マドゥロ政権の「悪政」はむしろ、国民の暮らしをむしばむ形で表れている。その一端が公的医療費の削減だ。

「独裁」怒る群衆 財政破綻寸前

1時間もたたず状況は一転した。行く手に灰色の装甲車が立ちふさがる。100メートルほど距離を置き、治安部隊とデモ隊がにらみ合う。デモ隊が石と火炎瓶を投げると、治安部隊が催涙ガス弾で応酬。防毒マスクを装着するデモ隊の若者たちはひるまず前進した。そこへ浴びせられる放水。ぬれた肌に催涙ガスが触れると、カラシを擦り込まれたような激痛が走る。

写真特集「独裁」怒る群衆 財政破綻寸前 – 毎日新聞

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毎日新聞のベネズエラ特集」への1件のフィードバック

  1. 朴鐘珠記者の詳しい記事により、日本でもベネズエラのことがやっと少しずつ伝わっています。今まで地球の裏側の遠い国で起きている事で関心がなかった人も、国民の政治への関心がないと日本でも起こり得る事だと杞憂しています。6月17日大阪新町レガロ画廊でした”ベネズエラについて話す会”には約30人が来られ、記事を読んだ人々に真剣な質問を受けました。力は足りませんが永年住んだ経験を話して、出来るだけベネズエラの事を知ってもらいたいと思います。

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