物がなくとも

<べ日子のカラカス日記>
先日、地方に住む友人が用事でカラカスへやってきた。
朝3時半に起き早朝の飛行機に乗り、空港からバスや地下鉄に乗り継いで、あっちこっち一日かかって用事を済ませ、くたくたになって我が家へ着くと、夕食のあとシャワーを浴びてすぐに寝てしまった。

ニュースにはならないけれど

<べ日子のカラカス日記>このところ、何か心がもやもやして仕事を理由に投稿を怠けていたのだが、「われはブロガー」を読んではっと気がついた。そうだったのだ。
ベネズエラ国内各地で国の将来を案じ苦悩し生きている人達、国を去り世界中に散らばっているベネズエラ人、この国と何らかの関係がある人達が、今同じ思いでいるのだと。

抵抗もせず叫び声もあげず

<べ日子のカラカス日記>
先週カラカス市内のショッピングセンター地下の駐車場で起きたこと。
若い二人の女の子が車のところまで歩いているところを後ろから来た男にピストルを突きつけられ、彼女達は抵抗もせず叫び声もあげず、黙ってハンドバックと携帯電話を差し出し、男はそれを受け取って悠々と立ち去っていった。

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ベネズエラに住む

べ日子のカラカス日記:
子供の頃登校する際いつも母に「ハンカチ、ちり紙持った?」と聞かれたものだ。
ここでも、外出する時はバッグの中にティッシュペーパー、飲料水、クッキー、それに傘などを入れていく。
そして、目立たない服装はもとより、歩きやすい靴でいつでも逃げられるように。

カラカスでの週末

<べ日子のカラカス日記>
日曜日、朝市が立つ中国人クラブへ行った。
カラカスで唯一、お豆腐や納豆、日本の野菜などが手に入る場所だ。しばらく来ないうちに、ここもすべてが何倍にも値上がりしていた。

そこで永らく会わなかった知人に出会った。
「お元気ですか?」の後は、「この国、本当に大変ですねえ」、「何とか生き抜いていますよ!」という言葉が出た。

またまた停電

一般市民の生活は政府側、反政府側に関係なく日に日に少しづつ首をしめられるような状態に追い込められている。
主要食料品はもとより、すべての生活必需品、車の部品やガソリン、薬、医療器具等の不足がもたらすさまざまな悲劇に直面せざるを得ぬ毎日だ。

今声を上げるか、一生虐げられて生きるか

過去15年間、独裁主義者に支配されてきたこの国は、現政府の司法、政治、経済の絶対的権力に押さえつけられ、徐々に国民の権利と自由、国の平和を失ってきました。

政府側になびかない多くの人が仕事を奪われ、発言の自由を失い、私たちは世界二位といわれる最悪治安の中、人や場所を選ばない強盗、エクスプレス誘拐*、殺人に毎日怯え生活しています。その犯罪の多くに警察が絡んでいるといわれており、犯罪者の90%以上が罰せられずにいます。