9月1日の大規模デモの意味

9月1日、以前から予告されていた通り、ベネズエラで野党派の大規模な抗議運動がありました。このことは日本の主要なメディアはどこも伝えていました。

実際には、このデモは単に人が集まったということ以上に、政治的にはテクニカルな意味をもつかなり重要なデモでした。

そこで、9月1日のデモの背景についてベネズエラの憲法という観点から説明します。

崩れゆくベネズエラ

ここのことろベネズエラは大きく揺れています。
大統領罷免選挙を求める野党、それを妨害するマドゥロ政府、軍事クーデターの噂、物不足、食料不足、薬不足は深刻の一途で、ここ数日は毎日のようにベネズエラ各地で襲撃事件が起きています。
このような中で、ベネズエラに世界中の注目が集まりつつあります。それに呼応するように、ベネズエラの全体像を紹介する優れた記事も多く出でてきています。ベネズエラの現状を知るための、注目の記事をいくつか紹介します。

ベネズエラの食料不足の仕組み

ベネズエラが食料不足になる仕組みは、前回の記事で詳しく紹介しましたが、あまりに突飛なことなので、中には戸惑った読者の方もいたかもしれません。
そこで、輸入と食料不足の仕組みを図にまとめてみました。