選挙当日1:不正はあった

この12月6日の議会選挙でついに野党連合が過半数を勝ち取りました。
しかしマドゥロが敗北を認めたからといって、チャベス派が公正な選挙を行ったことにはなりません。政府は最後の最後までなんとかして状況を覆そうとしていました。むしろ、ここまで公正さを欠く選挙の中で、野党はよく勝てたな、と驚きます。

ベネズエラの選挙で懸念される暴力の激化

11月25日、野党候補のルイス・マヌエル・ディアスが遊説中に射殺されました。ステージ上で殺された彼の横には、政治犯として捕まっている野党指導者レオポルド・ロペスの妻リリアン・ティントリが立っており、実が彼女がターゲットだったのではないかという説もあります。

12月6日のベネズエラ国会選挙に向けて(追記あり)

めちゃくちゃな経済状況に国民がほとほと疲れきっており、マドゥロの支持率がだだ下がり。このような中、今週末に迫った国会選挙に向けてベネズエラでは緊張が高まっています。今回の選挙がチャベス以来16年以上にわたるベネズエラの社会主義時代の大きな転換点となることは疑いの余地がありません。

Caracas Chroniclesの再出発

『ベネズエラで起きていること』はCaracas Chroniclesから派生したブログです。
そのCaracas Chroniclesがこのたび新しく生まれ変わりました!
21世紀の社会主義国といわれるベネズエラで一体何が起きているのか、そこで起きていることをどう考えればよいのか、ベネズエラについてもっと詳しく知りたいと思っている人は、まずカラカスクロニクルを読んでみてください。カラカスクロニクルを読めばベネズエラの姿が鮮明に見えてきます。

中国とベネズエラ

先日、WEDGE Infinityに<中国ばらまき外交の限界 経済悪化が深刻なベネズエラを教訓に>と題したコラムがありました。このような状況になったのは無条件に独裁政権に資金を提供してきた中国に責任があるというわけです。
もちろん、中国に対する負債がベネズエラの経済状況をさらに苦しめているのは確かでしょう。
でもデフォルトが現実感を増した今になって中国のせいと言い出すのは、どこかピントがずれていると私は思います。

ベネズエラ近況(経済状況について)

現在、ベネズエラではインフレが続きハイパーインフレも懸念されています。そして物不足が深刻化しています。
これらの原因は、政府の設定した1ドル=6.3ボリバルの公定レートです。平行レート(闇レート)では、2ヶ月前はまだ170ボリバルあたりだったのが、2015年3月17日現在で1ドル=267.43ボリバル。2013年に60ボリバルを超えて大騒ぎしていたのが懐かしく感じられるほどです。

アメリカのベネズエラに対する制裁措置に賛同する

今に至るまで、ベネズエラで人権侵害を行っている人々に対して課される制裁措置メネンデス・ルビオ条例に対して、当ブログとして判断を下すことは控えてきた。しかし、それももう終わりだ。Caracas Chroniclesのブロガー全員が、この制裁措置には反対すべき点は見当たらないという意見で一致している。