ベネズエラ国会議長にかかる麻薬密輸の容疑

長年の間、麻薬(コカイン)の密輸を組織していると噂されていたベネズエラの国会議長ディオスダド・カベジョに対して、ついにアメリカの麻薬取締局が本格的に立件に向けて動き出しました。このリーク記事がウォール・ストリート・ジャーナルから出て、ベネズエラ中で大騒ぎになっています。麻薬密輸に関する軍と政府幹部の関与は、ベネズエラではもはや公然の事実でしたが、特に、ベネズエラでマドゥロに次ぐ2番目の実力者で、一時はチャベスの後継者とも目されていたディオスダド・カベジョが明確にターゲットとなり捜査が進められることが明らかになったのは初めてです。

国会議員殺人事件の続報

どうやら、セーラは強盗の最中に殺されたようだ。この強盗を指揮していたのはエドウィン・トレスという名前の男で、セーラと数週間前に揉めていたボディガードの一人だった。

経済危機が意味するのは、来年の選挙でのイカサマである

先週、ベネズエラ政府は、この国の根深い経済の歪みの是正に専念すると公表した・・・が、この問題を、政府が実際に心配しているわけではない。
では、これらは、将来に向けた政治的な文脈において何を意味しているのだろうか?それは2015年の議会選挙で不正が行われるだろう、ということだ。

物がなくとも

<べ日子のカラカス日記>
先日、地方に住む友人が用事でカラカスへやってきた。
朝3時半に起き早朝の飛行機に乗り、空港からバスや地下鉄に乗り継いで、あっちこっち一日かかって用事を済ませ、くたくたになって我が家へ着くと、夕食のあとシャワーを浴びてすぐに寝てしまった。

ベネズエラの血塗られた一週間

ベネズエラの治安の悪さはこのブログでも何度も伝えてきましたが、この8月のカラカスは特に血なまぐさい一ヶ月となったようです。カラカスのベジョモンテの遺体安置所(主に変死体が運ばれる遺体安置所)には、この8月だけで少なくとも405人の死体が送られてきたとか。
今回は実際にベネズエラでどのような事件が起きているか、その事例の一部を紹介します。

抵抗もせず叫び声もあげず

<べ日子のカラカス日記>
先週カラカス市内のショッピングセンター地下の駐車場で起きたこと。
若い二人の女の子が車のところまで歩いているところを後ろから来た男にピストルを突きつけられ、彼女達は抵抗もせず叫び声もあげず、黙ってハンドバックと携帯電話を差し出し、男はそれを受け取って悠々と立ち去っていった。

独裁政権に踊らされた東大のベネズエラ音楽楽団

今年3月、ベネズエラのメディアに突如現れ、センセーションを巻き起こした東京大学のベネズエラ音楽楽団エストゥディアンティーナ駒場(略してEK)。
この日本人達は、国際的な批判が高まるベネズエラ政府の加勢にやってきたチャベス主義を信奉する夢想家なのか?あるいは、純真だったために政府の煽動に気付かぬまま、たやすく利用されてしまった「役に立つ馬鹿 」なのか?
東大のエストゥディアンティーナ駒場メンバーによる、2014年ベネズエラツアーの実態に迫る。

超高層スラムを巡るあれこれ

もし今日のベネズエラに何かシンボル的なものがあるとしたら、おそらく、スラムに姿を変えた高層ビル、またの名を“デイヴィッド・タワー La Torre de David”だろう。
高層スラムは海外でもかなり有名で、ハリウッドが取り上げたほどだ。しかし、このタルクアル紙の報道によると、その日々にも終わりが近づいているようだ。なぜか?中国のせいだ。

カラカスでの週末

<べ日子のカラカス日記>
日曜日、朝市が立つ中国人クラブへ行った。
カラカスで唯一、お豆腐や納豆、日本の野菜などが手に入る場所だ。しばらく来ないうちに、ここもすべてが何倍にも値上がりしていた。

そこで永らく会わなかった知人に出会った。
「お元気ですか?」の後は、「この国、本当に大変ですねえ」、「何とか生き抜いていますよ!」という言葉が出た。