ベネズエラの食料不足の仕組み

ベネズエラが食料不足になる仕組みは、前回の記事で詳しく紹介しましたが、あまりに突飛なことなので、中には戸惑った読者の方もいたかもしれません。
そこで、輸入と食料不足の仕組みを図にまとめてみました。

セルフ・ダンピングで苦境に陥るベネズエラの食料輸入事情(6月16日更新済み)

ベネズエラの物不足、食料不足が深刻になっていますが、なぜベネズエラでは食料が不足するのでしょうか?原因はベネズエラが食料を輸入に頼っていることにあります。では、なぜベネズエラは外貨不足の中でもなお食料の生産よりも輸入を促進し続けるのでしょうか?それは、食料輸入を担う政府の一部の人が、輸入(あるいは輸入をしたふりをすること)によって莫大な利益を得ているからです。
ベネズエラでは、チャベス時代から国が決めた食料を低価格で国民に提供するが進められてきました。まさにこの価格統制によって、ベネズエラ国民は恩恵を受けるどころか、首を絞められているのです。

フェリスナビダ!ベネズエラのクリスマスの伝統料理アヤカ

ベネズエラではクリスマスから新年にかけてアヤカ(Hallacas)という料理を食べます。これは主食のアレパを作るのと同じとうもろこしの粉の生地と様々な具材(肉や野菜など)をプランテンの葉で包んだもので、ラテンアメリカの各地で食されるタマレ(タマルとも)に似た家庭料理です。

行列と粉ミルクとトウモロコシ粉と闇市とインセンティブと

金曜日の午後、父から不可思議なメールがきた。
「アナベラ – 土曜8時。粉ミルク。Our Gama (近所のスーパーの名前). お前と母さんのIDカードの日」
このメールの送信時、父は家のすぐ近所のスーパーを出るところだった。そこで、レジの人が翌朝に特定のIDカードの番号の人に粉ミルクを販売すると教えてくれたのだ。今週の土曜日の当たり番号は、IDカードの番号が0-1-2-3-4で終わっている人たちだった。

私もそこにいた

家でじっとしてなんかおられなくて昨日、集会にでかけた。

主導者レオポルド・ロペスが牢屋から発信したビデオに応じて、カラカスはもとより、地方の各地で大規模な集会が行われた。世界各国に散らばっているベネズエラ人たちも、主要都市に集まって抗議集会をした。

カカオをお恵みください

ベネズエラという国がどこにあるかぴんと来ない人でも、もしかしたら「ベネズエラカカオ」や「ベネズエラチョコ」という言葉は聞いたことがあるかも知れない。
近年では日本のスーパーにも並び、比較的簡単に購入できるようになったベネズエラチョコレート。
そのカカオは世界でも極めて貴重で、香しく、美味だ。
しかし、いま、ベネズエラの数少ない産出品の一つであるこのカカオが輸出難に見舞われている。
日本のスーパーからベネズエラチョコが姿をくらますのも時間の問題かも知れない…。