大規模軍事演習の舞台裏(ネタバレあり)
まず、この演習が何についてのか全くわからない。医者の扮装した人たち?血糊?効果音?人々は当てもなく走ってるし?どうして、シモン・ボリバルのコスプレをして剣から何やらまで持った子供までいるのよ?この子はこの偽の爆撃から逃げる演習のために特別にこんな格好をしてるのか、それとも普段からこんな衣装着てるのかな。
まず、この演習が何についてのか全くわからない。医者の扮装した人たち?血糊?効果音?人々は当てもなく走ってるし?どうして、シモン・ボリバルのコスプレをして剣から何やらまで持った子供までいるのよ?この子はこの偽の爆撃から逃げる演習のために特別にこんな格好をしてるのか、それとも普段からこんな衣装着てるのかな。
7日、カラカスの中心地で8時間に渡る銃撃戦があった。反政府抗議運動ではない。政府系の民兵組織コレクティボスと公安警察の戦闘だ。
19日水曜日午後8時1分、友人からメッセージが届いた。(WhatsAppだったから時間は正確だ。)
「コレクティボは平和の人々だと言う人達へ。ハエ一匹殺せない弟が建築学部で彼等に襲撃され暴行を加えられた。」
友人の弟はそれについて何も話をしたくないと言った。その気持ちはわかる。だが他の学生の一人はそのことについて「いつでも話せる」とメールをくれ、他の学生も「話す心づもりはできてる。何でもきいて」というメールをくれた。
昨日バレンシアで3人が射殺され、多くの人が負傷し、戦闘はカラカスにあるベネズエラ中央大学のキャンパスでも起こった。世界遺産の一部であるUCVの植物園さえも被害にあったという報告がある。
ジミー・ヴァルガス34歳はデリカテッセンでの仕事からいつものように帰宅途中であった。彼が働いているモールを国家警備隊が包囲していたのを見て、彼は、ビルの2階に向けて警備隊がやたらめっぽう発砲する催涙ガスとゴム弾から避難する場所を探した。
たった一度、何が起きているのかを見ようと外を覗くタイミングを誤ったのが命取りになった。
親愛なる国際ニュース編集者のみなさん
よく聞いて理解して下さい。ベネズエラのゲームは昨日の夜で変わったのです。何年もの間スローモーションでもつれをほどくような状態だったのが、突然、動き出したのです。
今夜、ベネズエラは、1989年から起こったことのいずれにも似つかない暴力の発作を目にしている。完全な情報統制が敷かれているため、情報は断片的だ。しかし近所の住民の叫び声を聞くのにメディアは必要ない。