墓:ベネズエラの政治犯に対する拷問を描いたノンフィクション
ベネズエラのマル・モロン監督による『La Tumba(墓)』は、SEBIN(ベネズエラの諜報局)の拷問部屋で起きていることを描いたノンフィクションの短編映画です。
この拷問部屋は首都カラカスにある諜報局の建物の地下5階、ベネズエラ広場の地下深くにあります。日の光は一切差さず、ずっと白い蛍光灯に照らされて、昼なのか夜なのかもわからない。唯一時間を知る手がかりは1日1度近くを通る地下鉄の音が止むときだけです。
ベネズエラのマル・モロン監督による『La Tumba(墓)』は、SEBIN(ベネズエラの諜報局)の拷問部屋で起きていることを描いたノンフィクションの短編映画です。
この拷問部屋は首都カラカスにある諜報局の建物の地下5階、ベネズエラ広場の地下深くにあります。日の光は一切差さず、ずっと白い蛍光灯に照らされて、昼なのか夜なのかもわからない。唯一時間を知る手がかりは1日1度近くを通る地下鉄の音が止むときだけです。
家でじっとしてなんかおられなくて昨日、集会にでかけた。
主導者レオポルド・ロペスが牢屋から発信したビデオに応じて、カラカスはもとより、地方の各地で大規模な集会が行われた。世界各国に散らばっているベネズエラ人たちも、主要都市に集まって抗議集会をした。
現在、ベネズエラではインフレが続きハイパーインフレも懸念されています。そして物不足が深刻化しています。
これらの原因は、政府の設定した1ドル=6.3ボリバルの公定レートです。平行レート(闇レート)では、2ヶ月前はまだ170ボリバルあたりだったのが、2015年3月17日現在で1ドル=267.43ボリバル。2013年に60ボリバルを超えて大騒ぎしていたのが懐かしく感じられるほどです。
でっちあげの「陰謀」の罪で今日起訴された民主主義の運動の指導者マリア・コリナ・マチャドに対する、チャベス派の敵意はすでに茶番の極みに達している。今日は彼女が投獄されるか否かに注目が集まっていた。結果的には、彼女はまだ投獄されずに済んだ。とはいえ、ここ数年の間に彼女が直面している立て続けの人権侵害は尋常ではない。
最新の公式発表によれば、今週はじめにウリバナ刑務所内部で起きた暴動に関連して、薬物中毒で死亡した受刑者は35名に達し、危篤状態の受刑者は20名に上るということだ。
今年3月、ベネズエラのメディアに突如現れ、センセーションを巻き起こした東京大学のベネズエラ音楽楽団エストゥディアンティーナ駒場(略してEK)。
この日本人達は、国際的な批判が高まるベネズエラ政府の加勢にやってきたチャベス主義を信奉する夢想家なのか?あるいは、純真だったために政府の煽動に気付かぬまま、たやすく利用されてしまった「役に立つ馬鹿 」なのか?
東大のエストゥディアンティーナ駒場メンバーによる、2014年ベネズエラツアーの実態に迫る。
ここ数日、世界中がワールドカップに沸き立つ中、ベネズエラの抗議運動に参加していた人達は不安で落ち着かない日々を過ごしていました。
というのも、反政府活動の指導者的な立場にある政治界のスーパースター、マリア・コリナ・マチャドが月曜日、検察で尋問にかけられることになっていたからです。
既に監禁状態にある人々に発砲すること、
拘留施設に置き去りにする前に市中を引きずりまわすこと、
法廷弁護士と接触するのを認めないこと、
口では解放すると言っておきながら、帰ったら裁判所で署名を強いること、
解放された拘留者が国外退出するのを妨げること、
当局は刑罰に問われないということを誇示すること・・・
もうお分かりだろう。
「お前たちは我々を怖がるといい。」ということなのだ。
オーストラリア国営放送SBSの報道番組Datelineによる「ベネズエラのメルトダウン(Venezuelan Meltdown)」と題したベネズエラ報道が秀逸です。政府側の人、反政府側の人双方へのインタビューや、チャベス死後の状況や選挙も振り返り、現状の生々しい様子をベネズエラの人々の声を交えて伝えています。
ベネズエラでの学生デモについて、そもそもどうしてこんなことが起きているのかが分からない人は多いと思います。そこでベネズエラについて全く知らない人でも、現状が感覚的に理解できるように、ポイントを解説します。