12月6日のベネズエラ国会選挙に向けて(追記あり)

めちゃくちゃな経済状況に国民がほとほと疲れきっており、マドゥロの支持率がだだ下がり。このような中、今週末に迫った国会選挙に向けてベネズエラでは緊張が高まっています。今回の選挙がチャベス以来16年以上にわたるベネズエラの社会主義時代の大きな転換点となることは疑いの余地がありません。

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ベネズエラ国会議長にかかる麻薬密輸の容疑

長年の間、麻薬(コカイン)の密輸を組織していると噂されていたベネズエラの国会議長ディオスダド・カベジョに対して、ついにアメリカの麻薬取締局が本格的に立件に向けて動き出しました。このリーク記事がウォール・ストリート・ジャーナルから出て、ベネズエラ中で大騒ぎになっています。麻薬密輸に関する軍と政府幹部の関与は、ベネズエラではもはや公然の事実でしたが、特に、ベネズエラでマドゥロに次ぐ2番目の実力者で、一時はチャベスの後継者とも目されていたディオスダド・カベジョが明確にターゲットとなり捜査が進められることが明らかになったのは初めてです。

ベネズエラの電子投票制度がダメな理由

ベネズエラは、世界に先駆けて電子投票制度を採用している国です。2004年、チャベスは多国籍企業で現在はイギリスに本社を置くSmartmatic社のシステムを導入しました。しかし、ベネズエラではチャベス派政党による選挙時の不正が言われており、反政府派の間では電子投票システムの評判はよくありません。
実際のところ、このベネズエラの電子投票システムとはどのようなものなのでしょうか?反政府派の一部の人々が訴えるように、スマートマティック社の電子投票システムが本当に政府の不正の原因なのでしょうか?
投票所でのボランティア体験に基づく、エンジニア視点からの目から鱗の分析を紹介します。

美しく無駄な公共事業

みんな音楽や美しい建築やエルシステマが好きだ。だけど、さすがに100万ドル(約1億円)もするフランク・ゲーリーがデザインした最新のホール、またの名をドゥダメル記念館をバルキシメトに建設するのに賛同するほど好きなわけではない。前回エルシステマが建設した劇場は、納税者に350億円の負担を強いたが、今回のは、まだいくらかかるのか検討もつかない。

大臣の子守りのスキャンダルから見るチャベス派の人々の腐敗

エリアス・ハウア自治省大臣の子守りヤネス・アンサがサンパウロで武器の密輸で捕まった。
なぜ子守り個人的な用事のために、政府専用機で旅行していたのか。
ハウアの銃の許可証が、政府が全ての銃の許可証の発行停止を発表した後の、2012年に発行されているのはなぜか。
子守りのバッグから2015年の議会選挙におけるPSUV(ベネズエラ統一社会党)の選挙戦略に関する文書が見つかったのはなぜか。
事件にはチャベス主義の革命の汚職の全てが詰まっているように見える。しかし、いつものことながら、チャベス派の人々は自分たちの支持する政治家の汚職やそこから利益を得る人に対して何ら批判の目を向けない。

大臣の家で働く乳母が武器密輸で逮捕

エリアス・ハウア(現ベネズエラ自治省大臣)の家付きの乳母が金曜の早朝、サンパウロのグアルーリョス国際空港で、武器密輸の容疑で身柄を拘束された。彼女は38口径リボルバーと実弾を携行しており、彼女はこれは大臣の所有するものであると話した。