ベネズエラへ旅立つ前に知っておくべき10のリスク

ベネズエラは現在、非常に特殊な状況にあります。人道的危機のただ中にあり、国民の8割が満足に食事もできず、飢えに直面しています。にもかかわらず、この危機的状況に伴うリスクについては驚くほど知られていません。ベネズエラ在住の日本人やベネズエラを知る日本人の多くは、このことを危惧しています。

そこで今回は、ベネズエラ渡航を考える人が事前に知っておくべきリスクについて説明します。

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私もそこにいた

家でじっとしてなんかおられなくて昨日、集会にでかけた。

主導者レオポルド・ロペスが牢屋から発信したビデオに応じて、カラカスはもとより、地方の各地で大規模な集会が行われた。世界各国に散らばっているベネズエラ人たちも、主要都市に集まって抗議集会をした。

ベネズエラ近況(経済状況について)

現在、ベネズエラではインフレが続きハイパーインフレも懸念されています。そして物不足が深刻化しています。
これらの原因は、政府の設定した1ドル=6.3ボリバルの公定レートです。平行レート(闇レート)では、2ヶ月前はまだ170ボリバルあたりだったのが、2015年3月17日現在で1ドル=267.43ボリバル。2013年に60ボリバルを超えて大騒ぎしていたのが懐かしく感じられるほどです。

ベネズエラで新年が明けて

<ベ日子のカラカス日記>2015年が明け、さまざまな出来事の起きた厳しい年が過ぎたが、新年を祝う雰囲気はどこにもない。
予想されていた通り、昨年の出来事は、年明けから急激に毎日の生活に影響が出始めた。今はまず、これからさらにひどくなるだろう食糧難を予想して、食料の確保に人々は必死である。

明日はわが身か

<べ日子のカラカス日記>
風邪を引いてしまった。日本でも騒がれているデング熱かと心配したが、熱が出なくてホッとした。
しかし、今もっと恐ろしいのは チクングニア熱である。
これはデング熱と同じく蚊が媒介する。完全に体力を吸い取られ、手足の関節が腫れ上がって痛み、時には何年も、ひどいときには50年近くも苦しめられることもあるという恐ろしい病気だ。

死に至る物不足(追記あり)

マルティン・カルバジョ先生は大学病院のHIV科の主任だ。しかし、患者達に「必要な抗レトロウィルス薬が手に入らないときは、どうすればいいんでしょう?」と尋ねられても、彼にはどう答えればいいのか分からない。
「何て言えばいいんだ?私にできなることなどない。彼らにも、できることなど何もないんだ」と彼は話す。