貧困減少という都市伝説を切る

現在の不安定なベネズエラの状況を見てもなお、チャベス派政権を支持する人の多くが口にするのが「それでも、チャベス政権の政治のおかげでベネズエラでは貧困がかなり減少した」ということです。
ですが、本当にベネズエラで貧困は減ったのでしょうか?

今回紹介する記事は、ベネズエラでは今、貧困に苦しむ人々が増えていることを指摘しています。

貧しき人々への愛をなくして

ベネズエラ国立統計センターが発表した世帯調査の数値をみると、ベネズエラに暮らす貧困層の人口数は急激に増えたことがわかる。これは、チャベス主義経済モデルの、際立って非難すべき点である。

「貧困層でない」とみなされたベネズエラ人は、2008年の下半期では67.4%、そして5年後の2013年下半期では67.9%であった。数値はかろうじて動いたという感じだ。5年という歳月の中で、ベネズエラにおける貧困層減少にむけた取り組みは一切の進展をみせていない。さらに、上述の数値は政府が公表した数値であって、操作された情報である可能性が極めて高い。